先日尊敬しているお客さんでもある
とある社長の会社がテナントとして
貸し出している所のガラスが
ま夜中に割られたそうです。
どうやら痴話げんかの際にぶつかり、
ガラスが割られたそうでしたが、
翌日、せめて翌々日に謝りにきたら、
特に値段をふっかけることもなく、
ガラス代だけで了解するつもりだった
そうです。
当初、警察によりますと、犯人は
出てこないでしょうということでしたが、
ガラスに血痕が残っていたので、
その社長が事件として扱ってほしい
と依頼したところ、流石日本の警察
すぐに逮捕となったそうです。
その痴話げんかの際、
女性をたたき付けた際に、
ガラスにぶつかり割れたそうです。
結果、その社長は、何日も
謝りに来る様子もなく、警察の方に
つかまることで初めて来たということで、
ガラスだけでなく、その周りの血痕がついた
箇所も取り替えるという請求に切り替え、
ガラス代だけで済むはずの何倍もの金額に
なりました。
警察官が、その社長に
「○○さん、最初、ガラス代だけでいいって
言ってたじゃないですか」と言うと
「警察官さん、
人間の感情って、変わるものですよ」
と伝えたそうです。
そのお言葉、ずっしりときました。
金額だけで、判断することでは
ないのですが、すぐに誠意を見せれば
すんだものが、なまじっか逃げようとした
ことで、損失が大きくなったという
人間のルールをその社長から教わりました。
その社長にとって、その金額とは、
テナントとして、使用する期間の損失などは、
請求額に入っておりませんでしたし、
修理代もきちんとした領収書どおりの金額で
されたそうです。
普通でしたら、その機会に多少水増ししても
誰も批判はないかもしれませんが、
社長曰く、
それはスジとして、支払ってしかるべき
金額だけその喧嘩をした人の勉強として
払ってもらったそうです。
改めて、ますますその社長のファンに
なっちゃいました
「誰もみていないから、いいや」
ではなく、
「誰もみていないからこそ、
しかるべき行動をしておきたい」
と思う魚画伯でした。
その日、たくさんの事、
教わってきましたが、
とてもこの場では、書ききれないので、
小出しにしていきたいと存じます。