べき・・・は、やりたくない自分との葛藤の表れ。
自分の中で葛藤している最中は、本当の自分からの応援が届きにくくなる。『すべき』から『したい』にシフトチェンジしよう。
でも、そんなにやりたいことばかり追求していたら、世の中がもたないのではないですか?誰かが嫌がることをも率先してくれているからこそ、社会は成り立っていると思います。
そうだね。他の誰かがやりたくないことをやってくれる人がいるから成り立っている。確かにそうだ。しかし、どうせやるなら、楽しみながらやった方が、本人にとっても幸せではないかな?
それはそうですけど。世の中には、そんなに楽しいことなんてないですよ。仕事とは我慢の連続ですからね。
職業と仕事
職業に貴賎(きせん)はないよ。
自分がどう取り組むかと言いたいのでしょうか?
そうだ。よく分かっているね。忍耐が必要と思われるときこそ、普段使っている言葉を見直してみよう。「べき」「すべき」「せざるをえない」と言った言葉を使っていないか?これらの言葉は、いざという時のための言い訳の準備を投影している。
今を言い訳するだけではく、これから将来に言い訳するための用意でもあるんですね。
そうそう。人は、自分で傷つかないように、自ら言い訳する準備を無意識にしてしまう。自我は、べき・すべきという言葉が大好き。やりたくないのにやっていることが愛だと思い込んでいる。
仕事・志事・シゴト・師事は、使命と志を通して表現される。職業を通して、どんなシゴトを表現したいか?あなたの発する言葉に責任を持ちましょう。
仕事と職業。目的と手段を間違えないようにしたいですね。
べき・すべきを手放すと?
誰かがやらなくちゃならないから、しかたなくやっている。そんな氣持ちも吹き飛ばしましょう。あなたには偉大なる選択がある。自我の誘惑、やらされている感は、自分の行動には責任がないという偶像を作り出してしまう。べき・すべきという言葉を手放せば、偶像は偶像でいられなくなる。
まとめ
べき・すべきを手放し、したい・やりたいにシフトチェンジをしよう。行かなければならないから、行きたい。会わなければならないから、会いたい・逢いたい。掃除しなくちゃからココロを込めて掃除したい・磨きたい。
『やりたくない』という自分の吐く言葉に自分で振り回されて、忍耐が必要だと思い込んでいるかも知れない。不要な言葉を手放せば、本当はやりたいことをやらせてもらっているのかもしれない。
現状打破する言霊(メッセージ)
本当の自分は花咲く時期をしっている。ひまわりは、桜が咲いているのを羨ましく思わない。コスモスは、ひまわりが咲いているのを羨ましく思わない。それぞれの咲く時期に咲けばいい。
種の時も、根をはる時も、つぼみの時も、枯れた時も楽しもう。
人事尽くして、本当の自分を信じる。