先日、父から 「自動車保険が9月末できれるから・・・ 隆之の新しい会社、自動車保険やってるんだろぉ」と電話があり、現在加入の条件を確認しに、週末実家へ行ってまいりました。
現在の加入している自動車保険のコピーを 預かり、社内で担当のお世話になっている社員の方や 先輩の方々に相談にのってもらい、補償内容を あ~でもない、こ~でもないと思案。
「この特約が付いていないと、結構事故の時に、トラブルが多いから、付けておくとお客さんに 絶対喜ばれるよ」と先輩にアドバイスをもらい 対物超過修理費用特約を プラスした提案を 届けてまいりました。12年間の経験で、生命保険の話は、慣れっ子のつもりでしたが、損害保険につきましては、研修のおかげで知識はたくさん あっても場数という経験値では、まだまだヒヨッ子。
自動車保険の手続きに関して、今回初めての経験でしたので、数箇所、事務手続きの件でマニュアルを見ながら、お陰様で、お任せいただく事になりました。自分だったら絶対付けるという信念のもとに、弁護士費用特約も付けたので、結果・・・年間の保険料が上がってしまった。
にもかかわらず、「自動車保険 初のご契約ありがとうございます」と言うと・・・・
「そっか、契約第一号か、 何事も一番は、嬉しいね」 という父親の言葉は、涙が出るほど嬉しかったです。
転職を機に 「自動車保険扱うようになったら、 任せるね」とおっしゃってくれた 友達や生命保険時代の お客様がおっしゃって下さった方が お陰様で、たくさんいらっしゃる中、今月、自動車保険の更新のタイミングも よかった事も手伝って、「契約第一号」を喜んでくれる親の表情に、 本当に思い出に残る今日この頃でした。
13年前、生命保険の会社に 転職すると言った時、あんなにも 「よりによって、保険会社なんて」と転職に反対していた父が 年金生活に入って掛け金が上がる事に、決して楽ではないはず。
にもかかわらず、こんなにも喜んでいる父を見て、改めて、息子の平蔵が将来大人になって、小生のところへ営業にきたら、自分に信念持って役に立ちたいという 心構えが見えた時、親バカと言われようとも、「契約するから、平蔵、おいで」と 言える父親になろうと思う今日この頃です。
お陰様で今は再発もなく元氣ですが、7年前、医師に宣告された父が、親としての生きる姿を見て、教えられる事が いかに多いかと感謝の氣持ちでいっぱいです。
帰り際・・・・「損害保険の勉強やら大変だな・・・・ 隆之、お前は、ず~っと勉強してるな~」
最初、誉め言葉かと素直に 受け入れようとした時、母親が、ニヤッとした表情を見て 「あっ、すいません、浪人とか、学費いっぱい かけてもらって、すいませんでした~」 お土産にご近所さんに配るほど、 トウモロコシをどっさりもらって、頭が下がる思いでした。