もし自信をなくしていたら、どうしてます?
地元の青年会議所を卒業して、40代前半の小生は、不安の塊でした。
よくも悪くも、40歳まで毎晩のように会合があった時代は、余計なことを考える暇がなかっただけかもしれません。
卒業して、その忙しさから解放された瞬間、用事がないと人に会えないという不安が襲ってきました。
「どうやったら、自信が持てるか?」先輩から教わったこと、振り返りながらまとめてみました。
自信をなくしたら、どうする?
どうやったら先輩のように自信が持てるようになれるんですか?
先輩から教わった最初のアドバイスは・・・
自信を持とうとするな!
自信があるから先輩のようにいつも活動的に動けるじゃないですか?
今、振り返ると恥ずかしい質問でしたが、出口の見えない小生にとっては必要な質問でした。
「自信を持とうとするな!」とはどういうことなのでしょうか?もう少し詳しく聞いてみました。
自信がなくてもいい。
「俺が自信ありそうだって?」
よく言われるけど・・・それは逆だよと笑われた。
「いったい誰が自信持って行動していると思う?」
そんな問いかけに、「〇〇先輩や〇〇先輩・・・」と尊敬している先輩を列挙してみた。
中には、本当に自信がある人もいるだろうけど、自分も含めて、みんな自信はないんじゃない?
自信がないからこそ!!
自信がないからこそ、みんな頑張れる。
自信がないからこそ、行動せずにいられない。
最初は、誰だって自信はない。
もし始める前から自信があるって奴がいたら、どんだ自惚れ屋かビックマウスに過ぎない。
ホラを吹くことは、自分を鼓舞するのに最適かもしれないが、それを聞いたまわりが委縮してはならない。
「あの人は自信があっていいな」「あの人と比べて、自分には自信がない」なんて思ってはいけない。
むしろ自信を持とうとするな!
自信を持とうなんて、そんな野暮な考えそのものを否定しろ。
自信があるから行動するのではなく、行動し続けるから自信になるんだ。
でも、自信を持つために、行動し続ける・・・という考え方とは、ちょっと違うよ。
自信を持てるようになるなんて次元の話じゃない。みんな目の前のことを大切にし、今日という日を精一杯生きているんだ。
それは、自信があるないなんていう世界から自由であり、みんな自分と闘っているんだと氣づけた。
先輩は、自信を持ちたいという考えは卑しいと教えてくれた。
自信があるかないかなんて関係のない世界
自信を持ちたいと思わなければ、自信があるかないか関係ない世界に入れるんだ。
自信が持てたら・・・自信ができたら行動するなんて言っていたら、あっという間に数十年経ってしまう。
人生は、長谷川ちゃんが思っている以上に短い。
40代前半に先輩から聞いた頃、すでに人生はあっという間だと感じていましたが、もう50代が見えてくると更にそう思う。
最後に・・・
自信をなくしたらどうする?
というテーマでしたが、どうやって自信を持つかヒントを探していた人、ちょっと期待を裏切ってしまったかもしれませんね。
しかし、自信を持とうとすることよりも、自信なんて何の根拠もない実態に振り回されないことが大切なんだと思います。
自信があるか、ないかそんな思考の渦に巻き込まれていたら、目の前のやるべきことへの集中力がなくなってくるでしょう。
先輩に言われた・・・「自信を持とうとする卑しい考え方は捨てろ」という言葉がなかったら、40代は何もできずに過ぎ去ってしまっただろうと考えたらぞっとします。
自信がないからを理由に一歩踏み出せない方へ
自信を持とうなんて考えを持たずに、ヒラきなおって、目の前の出来事はチャンスしかないと思ってみましょう。