もっと!すい臓を労わって!~アルコールとすい臓の関係~

今回は、お酒の飲み過ぎの方には耳が痛い話かもしれません。

「胃のあたりが、キリキリしたり、ムカムカする時は・・・」の続編

年度末のこの時期、組織の移動などでお酒の席が多くなっている人も多いでしょう。アルコールの分解というと、真っ先に肝臓を思い浮かべる方も多いはず。しかし、すい臓の存在も忘れてはなりません。すい臓は、沈黙の臓器と言われています。

すい臓とアルコールの関係

すい臓病には急性すい炎と慢性すい炎および慢性すい炎から起こる糖尿病があります。飲みすぎる人がすべてすい臓病になるわけではありませんが、すい臓病の原因としてアルコールの飲みすぎが多くなっています。特に慢性すい炎の状態ではお酒がやめられないアルコール依存症になっている場合が多く見られます。したがって常習飲酒者で慢性すい炎の診断を受けた場合は、断酒をするべくアルコール依存症治療の専門病院への受診をお勧めします。

すい臓の位置

すい臓(膵臓)は胃の後ろ側で背中に近いところに帯状に分布しています。

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引用:中外製薬

すい臓の役目は外分泌機能と内分泌機能があります。

外分泌機能としては、すい臓から腸に消化酵素(たんぱく質・脂質・糖質を消化する酵素)を分泌して食物を消化することにより栄養分の吸収を補助します。内分泌機能としては、すい臓から血管内にインスリンやグルカゴンなどのホルモンを分泌して、血液中の糖分の調節を行なったりしています。

すい臓病には急性すい炎と慢性すい炎および慢性すい炎から起こる糖尿病があります。

すい臓病の原因として、アルコールの飲みすぎのほか、胆石や自己免疫疾患などがありますが、男性においてはアルコールの飲みすぎが最も多く、急性すい炎の約半数、慢性すい炎の約80%弱となっています。

急性すい炎

急性すい炎の症状は病気の重症度によって異なりますが、典型例では上腹部(お臍の上の辺り)の激しい痛みで始まり、次第に痛みが強くなり数時間後にピークとなります。また上腹部の背中側の痛み(背部痛)も比較的特徴的な症状です。痛みと同時に吐き気や嘔吐を伴うことが多く見られます。この他、食欲不振・発熱・腹部の張った感じ・軟便や下痢もみられることがありますが、全く症状の無い場合もあります。重症のすい炎では上記の症状の他、ショック症状として意識の低下・血圧の低下・頻脈・チアノーゼなどが見られ、死亡する場合もある恐ろしい病気です。治療としては飲食を禁止し、薬物療法としての鎮痛剤・たんぱく分解酵素阻害剤・輸液などの投与、重症では抗生物質の投与、外科治療なども行なわれます。

慢性すい炎

病院で治療を受け治癒した後に、再び過量の飲酒を続けていると何回も発作を繰り返し、その結果すい臓が破壊され慢性膵炎となります。

慢性すい炎ではすい臓の線維化や、外分泌(膵臓から腸に消化酵素を分泌)や内分泌(膵臓から血管にホルモンを分泌)の機能低下が起こります。慢性すい炎の症状として急性すい炎の症状のほか、外分泌機能の低下による体重減少・脂肪便(便が水面に油のように広がる)・食欲低下・全身倦怠感などの症状や、内分泌としてのインスリンの分泌機能低下による糖尿病となり、その結果としての口渇・多尿なども見られることがあります。

慢性すい炎の診断には、

「a. すい臓内に石が見られること」
「b. すい臓から消化液を運ぶ管(膵管)の不規則な拡張が見られること」
「c. すい臓の外分泌(すい臓から腸に消化酵素を分泌する)機能が低下すること」などが用いられます。

 引用:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト

 

すい炎が疑われる症状

痛む箇所 背中の痛みのほかに、以下に示すような特徴や症状が見られる場合はすい炎が発症している可能性があります。

①みぞおちから左わき腹の上部にかけての痛み →痛みは左肩や背中の左側にかけて広がりやすい

②発熱、食欲がない、吐き気・嘔吐、下痢、お腹の張った感じ

③みぞおち(上腹部)に固いしこりがある

最も特徴的な症状は、”腹部を中心とした広範囲の痛み”です。 “みぞおち(上腹部)”から”左わき腹”、そして背中、ときには肩にかけて激しい痛みが起こります。胸や腰まで痛むこともあります。

膵(すい)炎による痛みは、食事をすると強まり、絶食をすると軽くなります。

また、座って前かがみになると和らぐ傾向があります。こうした特徴から

胃痛と勘違いされがちですが、胃薬を飲んでも痛みは治まりません。

“急性”の膵(すい)炎は、「急な痛み、大きな傷み」が多いことが特徴で、”慢性的”な膵(すい)炎では、最初はおなかのコリや張りのような重苦しさがあり、徐々に痛みを感じるようになります。症状が悪化して膵(すい)臓の破壊が進むと、逆に腹痛はよくなります。

こうした痛みのほか、発熱、胸焼け、吐き気、嘔吐、下痢、腹部の張り、全身のだるさ、食欲がなくなる、黄疸などの症状も見られます。

重症時の症状

病気が進行すると、脱水症状が現れはじめ、口の渇きや多尿・頻尿の症状がでたり、血圧が下がってショック状態に陥り、意識の低下、精神不安定、幻覚などの精神障害も表れます。そのほか、肺の合併症を引き起こして呼吸不全となることもあります。 最初は軽症でも、急な発作を起こしたり急激に症状が悪化することがあります。重症化すると2割から3割の方が亡くなるため、早めの対処が肝心です。

症状が似ている病気

胃潰瘍、胆石症、腸閉塞、膵臓がんなど

背中の痛み

すい炎と糖尿病は、もはや国民的生活習慣病と言われています。

症状が胃炎と似ているので、日頃からカラダの変化に敏感になっておきたいものです。

左の上のお腹あたりの皮膚が硬い。すい臓のあたりの皮膚をつまんでみると硬く、皮膚に潤いがなくなっていたら、要注意。

左の肩甲骨の内側が張っていたりしませんか?

内臓調整療法師会では、右の迷走神経の緊張だけはなく、肩甲骨の内側の張りは、左の横隔神経の緊張であると考えます。

胸椎6番と8番の調整がポイント

胸椎6番に背中の痛みがあるか確認しよう。お腹の左上の皮膚が硬いのが特徴。

つまんでみて、すい臓のあたりの皮膚だけが硬くなっていて、みずみずしさがなくなっている。

特に胸椎8番の変位を放置しておくと骨髄が早く老化し、手足の骨髄が赤血球を作らなくなる。成長期の子供の手足が温かく、年配になればなるほど、手足が冷たいというのは、8番の変位と言われる。

すい臓のホルモン分泌が減ってくると口内炎が出来やすい。

胸椎8番の肥厚をとっておきましょう。

未病と言われる段階で、早めの調整をしておきたいものです。血行促進・冷え症防止、エイジングケアに・・・

背中の調整ほどほどのアルコール。
どちらも大切にしながら、人生前向きな皆様にとってますます素敵な人生でありますように。

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